2008年7月20日 (日)

ひんやり系

おうなの本棚から
  
   
 
夏真昼死は半眼に人を見る
 
        飯田蛇笏
             
 
 

夏になると思い出す句
真夏って、「生命を試されてる気がする瞬間」て
あるよね
そんな感じ?

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2008年7月 4日 (金)

額に入ったタイムマシン

フェルメールが上野に来るらしい
*ちょっと前の新聞に、フェルメール作品が沢山載っていた

左側に窓が描かれている作品が、多くある
室内のあれこれの描写がすばらしいにはもちろんだけど、
私が一番心ひかれるのは、実はこの窓の外だ

暗い室内の静けさと対照的な、明るく生き生きとした街のざわめき
窓から見える風景は「路地に面した1階で、子供の声が石畳に響いてる」とか
「大きな通りに面した2階か3階で、向かいの窓や屋根が見える」とか
(画面に)描かれていないから想像し放題
「描かれたワンシーンの存在する街」は何処までも広がれる

でもそれはきっと、描かれている部分が卓越した技術で描かれている事で、支えられているバランスなんだろう
触れれば質感を感じられるものがあって、少しひんやりした空気が流れてる
人は呼吸をしている
絵の中にちゃんと空間があるから、その中の世界に入り込める気がするんだもんね

描かれていない街まで想像させちゃう
フェルメールって、やっぱりすごい

*6月27日の朝日新聞be

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